1. 革の種類
牛革
ベビーカーフ 生後3ヶ月までの仔牛をタンニンで鞣したもの 美しいが、非常に薄い
 
カーフ 生後6ヶ月くらいまでの仔牛 ソフト、しなやか キズが少ない
キップ

6ヶ月〜2年までの中牛 カーフに分類する国も多い カーフより厚く丈夫

ステア

成牛革の代表、1番多く使用されている 生後3〜6ヶ月で去勢され、2年以上経った雄牛

 
ハラコ 胎児、仔牛の毛皮 親牛が何らかの事故で無くなった腹の子 レアもの
バッファロー 毛が殆ど生えておらず、柔らかく高級、耐水性がある
ホーススキン キメが牛革より粗いと言われるが、部位により異なる バット(背部)の繊維は密
コードバン 馬のお尻部分をタンニンで鞣した革 この部分は毛穴が無く、繊維が緻密、床面から中央部の
高繊維密度の緻密層を 磨き上げる、このため銀面にある傷はなく美しい高級素材
 
豚革
国産、自給自足、海外に原皮やなめし革を輸出。3つの毛穴が特徴 軽く丈夫だが部位により組織の差が大きい
イノシシ
(チンギアーレ)
日本では食するが革材料は流通していない  ヨーロッパでは高級品、手袋等に
ペッカリー 野生の豚 毛穴が5つ イノシシより小ぶり  柔らかく伸縮性,吸湿性に富む 高級手袋  
シープスキン 種類が多く皮の特徴も多様  山羊に比べて、ソフトで薄い 手袋、ブーツ
ラムスキン 生後1年未満の仔羊
山羊
ゴートスキン 成長した山羊は銀面にはっきりしたシボがある。繊維の充実した、丈夫でやや固めの革
キッドスキン ゴートと違いキメ細かく、柔らか、軽量、美しい。手袋や靴に
ワニ 3科23種
クロコダイル3種
イリエワニ(スモールクロコ、最上級品)
ニューギニアワニ(ラージクロコ)
鱗が正方形に近い、日本で多く使用される 野生
ナイルワニ 鱗が細かくサイドの鱗は細長い、ほとんど養殖。背開きと腹開きで斑の出方が異なる。
腹は竹斑、背はホーンバック(背中の凸凹)
ヘビ 2700種
ダイアモンドパイソン アジア熱帯雨林に分布のニシキヘビ。丈夫さ、大きさ、模様の美しさから幅広く利用。
カロング 水蛇、鱗が立たず、規則的に並び他のヘビより品が良い